厳しい寒さが続き、体の冷えを感じたり、外出するのをためらう人もいるのではないでしょうか。
本市には、歴史上の偉人たちが愛した温泉や、800年以上前から残る温泉など魅力的な温泉がたくさんあります。
今回は、昔から地域の人々に愛されてきた公衆浴場などを中心に利用者の声と合わせて紹介します。
川内高城温泉(湯田町)
川内高城温泉は、約800年前からあると言われている温泉地で、湯治場(とうじば)として愛されてきました。源泉は50度から51度と高めで、「美人の湯」とも言われ、肌触りなめらかなお湯が特徴です。
1992年(平成2年)には、「日本名湯百選」にも選ばれました。
共同湯に入浴に来ていた常連客に突撃!
初めて来たときから、ここの温泉が大好き!通い始めてから、化粧水がいらないぐらい肌がしっとりしています。少し熱いこじんまりした温泉で、気楽に入れるところがお気に入りです。

毎日通っています。夏はさっぱり、冬は温まって気持ちがいいです。寒い時は2回入ることもあり、温泉を通して友達もできました!
温泉街を見渡せる展望台
温泉街の中には、全体を見渡せる展望台が2カ所あり、階段も整備されています。


共同湯には、西郷隆盛も入ったという逸話が残っています。
共同湯のお湯は主に2つのポンプから温泉をくみ上げています。初めて来た人は、熱すぎて入れない人もいるそうです。
川内高城温泉は、昔ながらの古い景観を守るため、地元の方々が草払いをしたり、花を植えたりして管理しています。

浴槽は、真ん中の仕切りで分けてあるのが特徴だよ。少し冷めたお湯がこの穴から移動することで、左右で違う温度のお湯になるんだって!


市比野温泉(樋脇町市比野)
市比野温泉は、江戸時代から大衆のための湯治場として栄えてきました。薩摩藩主第19代島津光久も市比野の温泉に入り、「天下の名泉」として近郷の者に広く利用させたことが記された文献も残っています。
毎年11月には温泉街全体を舞台に「市比野温泉よさこい祭り」が開催されており、市内外から踊り子や観客が訪れています。

上之湯公衆浴場と 下之湯公衆浴場の利用者に突撃!
寒い日は温泉が一番です。時間帯によっては、人が少ないので、ドライブがてら来ることができてリフレッシュできます。温度はちょうどよく、気持ちがいいです。
上之湯公衆浴場
下之湯公衆浴場鹿児島市から30年近く通っています。温度が熱いところと人が少ないのでゆっくり入れるところが好きです。温泉に入ると落ち着き、気持ちがいいです。家で入るより温まり方が全然違います。

市比野温泉ポケットパークで足湯も楽しめる!
24時間いつでも無料で、市比野温泉の泉質を足湯で楽しむことができます。

ここでは、足湯に漬かりながら、東部エリアの活性化の方法を考える会議を行うなど、温泉を通した地域活動が行われているんだって!

受付の方の声
温泉によっては、適切な温度になるように手作業でお湯の温度を調整しています。外の気温が低くなると、ヒートショックのリスクも高まるので、熱くなりすぎないように、心掛けています。
利用者によって好みの温度が違いますが、「今日のお湯は最高だったよ」と声を掛けていただいたときはやりがいを感じます。

天下の名泉と言われるように、とろとろすべすべのお湯は気持ちいい〜。
周りは川が流れているので、川の音を聞きながら温泉街を散歩してもいいね!
入来温泉(入来町副田)
入来温泉は、島津家の殿様たちや幼少期の大久保利通も訪れたという記録がある歴史ある温泉です。
近くには日本遺産に登録されている入来麓武家屋敷群や清色城跡があります。
入来温泉は、「剛ならず、柔ならず穏やかでよく諸病を治す」と古くから広く愛されてきました。

入来温泉湯之山館の利用者を突撃!
湯冷めしにくいのが特徴で、温泉から上がっても、家に帰るまでぽかぽかしています。お湯が熱いけど、慣れるとやみつきになります。いろいろな温泉に行きましたが、やっぱりここの温泉に入りたくなります。
駐車場から温泉までが平面なので、バリアフリーに配慮されていて使いやすいです。一度に2種類の温泉に入れるので得した気分になります。やけど、きりきずなどの傷の治りも早い気がします。温泉に来ると、他のお客さんと情報交換もできて楽しいです。


アゼロ湯と柴垣(しばがき)湯
もともと入来温泉にあった、市営公衆浴場のアゼロ湯と紫垣湯を入来温泉湯之山館に統合し、現在も地域の人々の心と体を癒しています。
アゼロ湯は高温のため、一度くみ上げてお湯を冷まし、効能を生かすためできるだけ加水を行わないよう温度調整がされています。


夏と冬で温度差があるので、夏は竹を使用して程よく冷めるように、冬は苗箱を使用して、冷めすぎないように温度調節を工夫しているんだって!
掃除が重要!
褐色が特徴の入来温泉。しかしその源泉は実は透明なんだそう。
源泉からお湯をくみ上げる際、お湯が空気に触れて、化学反応を起こし、褐色になるそうです。定期的に掃除をしないと、湯の花がパイプに詰まって、お湯が流れなくなってしまいます。
浴槽から取れた湯の花のかたまり
湯の花がつまったパイプ
毎日掃除をしていても、湯の花と呼ばれる温泉の成分が固まって堆積していくんだって。浴槽の中がざらざらしているのもこれが理由だよ。でもこれが皮膚病などに効果があるみたい!
大村温泉公衆浴場(祁答院町下手)
祁答院支所の近くにある大村温泉公衆浴場。無色透明のお湯で、毎日1日2回入浴される利用者もいるなど、地域の人々の生活に欠かせないものとなっています。

大村温泉公衆浴場の利用者に突撃!
家のお風呂は溜まっているけれど、ここの温泉に来ます。 近所だからというのもあるけれど、やっぱり体が温まるし、すっきりして気持ちがいいです。
月極券を買っているので、毎日来ています。家でお風呂に入るのとは違って温まるし、地域の方々とコミュニケーションが取れるので、温泉に来るのが楽しみになっています。




ここには温泉スタンドがあって、温泉のお湯が購入できるんだって!お湯を持って帰って家で入る人もいるみたいだよ!

受付の方の声
大村温泉公衆浴場は、地域の方にお花を持ってきていただいたり、声を掛けていただき、地域のコミュニケーションの場にもなっていると感じています。温度は一定の温度で管理されていますが、日によって体感が違う時もあるようです。朝早くからお湯を溜めたり、夜は掃除をしたりと大変なこともありますが、「ありがとう」という声を聞くととてもうれしいです。
東郷地域と甑島エリアにも温泉はあるよ!薩摩川内観光ガイドブックを片手にぜひ行ってみてね!休館中の施設もあるので、事前に確認してね!