天国の主人へ
生前、あなたが大好きだったネムノキに、今年はたくさんの花が咲きました。上から見えていますか。
緑の葉の上に咲く、やさしいピンク色のふわふわした花。そっと手のひらで包んであげたくなるような、やさしい花です。
植えてくれて、本当にありがとう。
あいちゃん(77歳)
四季をつなぐ風景
若葉がまぶしく、風にも初夏を感じる頃になると、懐かしい風景が目に浮かびます。
それは、子どもの頃に手伝った「あぜぬり」です。田んぼの水漏れやモグラ対策のためだったと思います。
田んぼに入り、クワで泥をすくい上げてあぜに何度も打ち付け、塗り固めていきます。すると、その泥は土とは思えないほど固くなり、鉛のような輝きを放ちます。初夏の日差しを受けて照り輝くあぜは、今でも忘れられない美しい風景です。やがて田んぼには水が張られ、生き物たちが泳ぎ始めます。その風景を見るたび、「よく頑張ったね」と褒めてくれた両親の姿が、懐かしく思い出されます。
昔から受け継がれてきた美しい四季が、これからも変わらず愛でられるよう、地球に「よろしく」と伝えたい気持ちです。
隈ッ子(78歳)
まだまだ明るいぞ!
下甑島の西山地区は、住民が約60人まで減り、高齢化も進んでいます。
ある日、午後8時過ぎに犬の散歩で地区内を歩いていた時のこと。外灯の明るさにびっくりしました。LEDが辺りをこうこうと照らしていたのです。35年前に嫁いできた頃は、展望台から夜景を見ながら、「電気がついとるとこがあなたの家だね。あとはみんな寝てるね」と笑いながら話をしていたものでした。
それが今では、地区全体が明るく照らされ、「まだまだやれるぞ!」と、元気が湧いてきました。
M・M(63歳)

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令和8年8月31日(月曜日)消印有効
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