令和8年2月17日開会の第2回市議会定例会において、田中良二市長が述べた市政に関する考え方や方針の概要を一部紹介します。
なお、全文は市ホームページ上でも紹介しています。
国の動向
国は、令和8年度予算について、令和7年度補正予算と一体で編成し、基本方針に沿って切れ目なく実行することで、日本列島をより強く、そして豊かにしていくとの考えを示しています。47都道府県のどこに暮らしていても、安全・安心な生活を営むことができ、必要な医療や福祉サービスを受けられ、さらに質の高い教育や働く場が確保されている、そのような日本の姿を実現するためには、「強い経済」の構築が不可欠であるとしています。
施策の概要
本市においては、引き続き、未来のまちの姿の実現を目指し、誰一人取り残さない、持続可能で、笑顔あふれる魅力的なまちづくりを力強く推進してまいります。
行財政運営においては、社会変化が著しい中、市民ニーズを的確に把握し、限られた財源を有効に活用するため、既存事業については事業効果や成果を厳しく検証するなどの見直しを積極的に行うとともに、新規事業については、国などの財源を最大限に活用し、新たな施策の展開を図ってまいります。
これらを踏まえ、令和8年度は、「子ども・子育て」、「高齢者の健康生きがいづくり」、「コミュニティ・市民活動」、「産業人材確保・移住定住」、「SDGs・カーボンニュートラル」、「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」の6項目にポイントを置き、予算の選択と集中を図りながら、新たな行政課題の解決に積極的に取り組んでまいります。
予算の大綱
令和8年度当初予算案においては、予算編成方針に基づき、第3次総合計画に基づく実施計画事業、重点戦略プラン事業および薩摩川内スマイルアクション50の着実な進展を図り、薩摩川内市未来創生SDGs・カーボンニュートラル宣言や薩摩川内市SDGs未来都市計画の趣旨を踏まえた取り組みの推進などの予算を編成したところであります。
これらの結果、一般会計当初予算は、前年度当初予算に比べ、1・3パーセント増の599億1000万円となりました。また、温泉給湯事業など8つの特別会計は、合計で267億6411万2千円となったほか、水道事業など3つの公営企業会計は、合計で59億968万5千円となりました。
むすび
令和8年度におきましても、本市の未来を創造し、市民の皆さまと共に、第3次総合計画に掲げる未来のまちの姿である「人が繋がり 人が輝く 安らぎと賑わいのまち 薩摩川内」の実現に向け、まい進してまいりますので、市民の皆さまのより一層のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和8年度の主な施策概要
①子ども・子育て
◎安心して子どもを産み育てられる支援の充実
○こども誰でも通園制度を開始し、市が利用料の一部を負担
○小学校の給食費無償化と幼稚園、中学校の物価高騰に伴う食材費上昇分を助成 など
②高齢者の健康生きがいづくり
◎高齢者自らが社会とのつながりを保ちながら生きがいを持つことで、誰もが安心して生活を続けられる地域づくりの実現
○日常の安否確認が容易にできる、見守り機器の導入費用の一部を助成
○気軽に参加できる介護予防事業を市内全域で実施 など
③コミュニティ・市民活動
◎地域社会の維持と活性化を図り、地域力の向上を促進
○熱中症予防のため、空調設備設置助成事業の対象を、全ての自治公民館に拡充
○地域活動の担い手不足に対応するため、地域外から参加・支援する人々と地域をつなぐ体制をさつませんだいスマイル応援隊事業により整備 など
④産業人材確保・移住定住
◎就業および移住定住のさらなる促進
○既存の人材確保・移住定住施策を継続、情報発信の強化 など
⑤SDGs・カーボンニュートラル
◎「サーキュラー都市・薩摩川内市」の実現に向けたシビックプライドのさらなる醸成
○SDGsの普及啓発と人材育成の継続 など
⑥DX(デジタル・トランスフォーメーション)
◎デジタル技術を活用した行政サービスの向上
○契約締結事務の迅速化を図るため、電子ファイルに電子署名を付与する契約方式を導入
○災害時に情報を一元的に把握できる災害用備蓄管理システムを導入 など
(注意)当初予算の詳細については、広報薩摩川内5月通常版でお知らせします。