私の Food 記 公益社団法人薩摩川内市農業公社 中島 信子(なかしま のぶこ)さん
実りの秋、食欲の秋。秋の味覚の代表格といえばサツマイモです。今回は、薩摩川内アグリセンターを訪ね、公益社団法人薩摩川内市農業公社の職員を代表して中島さんに「甘藷コロッケ」を紹介していただきました。
令和7年4月に開所した、薩摩川内アグリセンターでは、新規就農者や農業の担い手、園児を対象とした研修や農作業体験などを行っています。開所当初から、サツマイモの栽培に取り組み、令和8年度にはサツマイモの植え付け面積を前年度の約3倍となる約5,500平方メートルに拡大するなど、栽培にも力を入れているそうです。
「サツマイモを使ったレシピが何かないかと、職員同士で考え、できたのがこの『甘藷コロッケ』です」と笑顔で話す中島さん。
使用したのは、サツマイモの中でもしっとりとした食感と濃厚な甘さが特徴の「紅はるか」。加熱すると蜜のような甘みが増すことから、多くの人に親しまれている品種です。
「農作業は体力を使うので、しっかり食べられるおかずを作りたいと思いました。サツマイモは、エネルギー源となる炭水化物、食物繊維やビタミン類も含まれているので、健康づくりにもおすすめです」といいます。
練り上げるときに砂糖を少し加えることで、甘みがより引き立ち、甘さと塩味のバランスを楽しみながら食べることができるそうです。
この甘藷コロッケを、炎天下の中での作業を終えた職員たちにふるまうと、「疲れが吹き飛ぶ」「また頑張れそう」といった声があり、作った中島さんもうれしい気持ちになったといいます。
「サツマイモを活用したこの甘藷コロッケの魅力を多くの人に味わってもらいたいです」と笑顔で話してくれました。
(注意)甘藷=サツマイモ
レシピ
【材料】
●サツマイモ(紅はるか):中サイズ3個 ●タマネギ:1個 ●合い挽き肉:160g ●塩・コショウ:少々 ●砂糖:少々 ●小麦粉:適量 ●パン粉:適量 ●卵:1個
【調味料】
●お好みでソースなど
【作り方】
- サツマイモ(紅はるか)をやわらかくなるまで茹で、ザルにあげて冷ます。
- 粗熱が取れたら皮をむき、砂糖を少々加えてつぶしながらよく練る。
- タマネギをみじん切りにする。フライパンで炒め、しんなりしてきたら合い挽き肉を加え、塩・コショウで味を調えながら炒める。
- 3を冷ました後、2と混ぜ合わせる。
- 食べやすい大きさに成形し、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣を付ける。
- 170から180℃の油で揚げ、きつね色になったら完成。
〜ワンポイント〜
●細かいパン粉を使うと、衣が軽やかになり、サクッとした食感を楽しめます。
●塩の代わりに岩塩やハーブ入りの塩に変えると、サツマイモ(紅はるか)の甘さが引き立ち、違った味わいを楽しめます。