本市は、「急性心筋梗塞」や「脳血管疾患」による死亡率が全国と比較して高く、高血圧はその最大の危険因子と言われています。
高血圧は自覚症状がないため、日々の血圧を家庭で測定し、自分の血圧を知ることが大切です。
どこからが高血圧?
成人における血圧値の分類
横にスライドしてご覧いただけます。
| 診察室血圧(mmHg) | 家庭血圧(mmHg) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 収縮期血圧 | 拡張期血圧 | 収縮期血圧 | 拡張期血圧 | |||
| 正常 血圧 |
120未満 | かつ | 80未満 | 115未満 | かつ | 75未満 |
| Ⅰ度 高血圧 |
140〜159 | かつ/ または |
90〜99 | 135〜144 | かつ/ または |
85〜89 |
| Ⅱ度 高血圧 |
160〜179 | かつ/ または |
100〜109 | 145〜159 | かつ/ または |
90〜99 |
| Ⅲ度 高血圧 |
180以上 | かつ/ または |
110以上 | 160以上 | かつ/ または |
100以上 |
(日本高血圧学会発行の「高血圧管理・治療ガイドライン2025」より抜粋)
収縮期血圧と拡張期血圧は、それぞれが脳血管疾患のリスクがあるため、分類が異なる場合は高い方を優先します。
また、家庭血圧は、朝と晩に測定し、それぞれの測定値の7日間(少なくとも5日間)の平均値で判断します。
若い世代は拡張期血圧(下の血圧)から高くなりやすい
心臓から出た血管は、隅々の細胞まで酸素と栄養を届けるために全身を巡ります。血管の太さは、心臓から末梢に向かうにつれて次のように細くなります。

若い世代は血管に弾力があり、収縮期血圧(上の血圧)は上がりにくい特徴があります。
上の表のとおり、一番細い「毛細血管」は強い圧がかかると破れてしまいます。そのため、手前の「細動脈」が一生懸命伸び縮みして、血圧が高くても毛細血管の圧を一定に保っています。
しかし、血圧が高い状態が続くと、この細動脈が傷んできます。拡張期血圧(下の血圧)が上がるのは、そのサインです。
この状態が進むと血管が硬くなり(動脈硬化)、収縮期血圧も高くなっていきます。
あなたの血圧タイプはどちらのタイプ?
生活習慣タイプ(生活の見直しでよくなる血圧)
●下の血圧だけ高い場合
塩分の取りすぎ、体重の増えすぎが原因
改善のポイント
・塩分を控える
・カリウム摂取を増やす
・減量する
生活習慣を見直すことが大切!
詳しくは日本高血圧学会2次元コード(日本高血圧学会 減塩・栄養委員会「減塩・増カリウム情報POP」)へ
血管カチカチタイプ(動脈硬化による血圧)
●上の血圧が高い、上と下の血圧の差が大きい場合
生活習慣が原因で動脈硬化が起こり血管が硬くなっている
対策(動脈硬化を進めない!)
・薬での治療
・糖尿病などの生活習慣病の管理
・血管を拡張させる為の運動
【おすすめの運動】●壁スクワット
関節や筋肉を動かさず、負荷をかける「等尺性運動」です。
やり方
①壁に背中をぴったりつける
②イスに座るような姿勢で、90度くらいまでひざをゆっくり曲げる
(注意)つらい場合は浅めでも構いません。
③30秒から1分じっと止まる
無理のない姿勢で行いましょう。
毎日血圧を測りましょう
本市では、血圧記録手帳の活用をおすすめしています。この手帳には血圧の記録だけでなく、測り方やタイミング、生活習慣との関係についても掲載しています。川内保健センターで配布していますので、ぜひご活用ください。
市や日本高血圧学会ホームページには、血圧や減塩の情報を掲載しています。ぜひご覧ください。
日本高血圧学会 減塩・栄養委員会「減塩・増カリウム情報POP」
問合先
市民健康課健康増進第1グループ(すこやかふれあいプラザ内)