私の Food 記 仙名農園 仙名翔武(せんみょうしょうぶ)さん
今回は、樋脇町市比野にある仙名農園の代表、仙名翔武さんに「かみごたえ満点ミネラルたっぷり季節の恵み佃煮」を紹介していただきました。
仙名さんが考案したこの佃煮は、旬の野菜をたっぷり使うのが特徴です。「季節が巡るたびに違った味わいになるのが、この佃煮の魅力です。普段の料理でも、できるだけ季節の野菜を使うように心掛けています」と笑顔で話してくれました。
今回紹介していただいた佃煮には、春に旬を迎えるタケノコとゴボウ、シイタケ、キクラゲを使用しています。「食感が豊かで味もしっかりしているため、これだけでごはんが何杯も進みます。昼食も白米とこの佃煮を食べることが多いです。さらに季節が変われば、その旬の食材にかえて楽しめます。また、規格外の野菜を使えば、フードロスを減らすことにもつながります」と教えてくれました。
仙名さんが料理をするようになったのは、早くにお母様を亡くされたことがきっかけでした。お父様の力になれるよう、仙名さん自身が台所に立つ機会が多かったといいます。今でもご家族に料理をふるまうことがあり、特にお父様に料理を持っていくととても喜ばれるそうです。「父は今、一人暮らしで、偏った食事をしている様子を見かけることがありました。少しでも野菜を食べてほしいと思い、佃煮だけではなく他の料理も持っていくことがあります」と話してくれました。
仙名さんが農家として歩み始めたのは23歳のとき。農業研修で大阪に出ていたものの、「小さい頃から自然に触れる機会が多く、地元のあたたかい人柄や美しい風景が好きで、戻ってきました」と話します。
今後の目標について伺うと、「食料自給率が低い日本だからこそ、消費者と農家がもっと近くなれる場が増えてほしい。食材や『食べること』に興味を持つきっかけを作りたいです。そのために、これからもいろいろな活動に挑戦していきたいです」と語ってくれました。
レシピ
【材料】
●タケノコ:300g ●ゴボウ:100g ●シイタケ:2から3個 ●キクラゲ:少量 ●いりこ: 少量 ●出汁用昆布:1本 ●料理酒:150cc ●本みりん:100cc ●濃口しょうゆ:大さじ6 ●きび砂糖:大さじ4
【作り方】
- 具材をお好みの大きさに切る。出汁用昆布はそのまま食べてもおいしいので、食べやすい大きさに切る。
- タケノコは軽く茹で、ゴボウは水に浸してアクを取っておく。
- 鍋に料理酒と本みりんを入れ、弱火でしばらく沸騰させる。
- 沸騰後、いりこと昆布を入れ、しばらく煮立たせる。
- 濃口しょうゆ、きび砂糖を入れ、よく混ぜ、残りの材料を加えて、汁気がなくなるまで弱火で加熱する。
〜ワンポイント〜
●お好みでさんしょうの実やショウガなどいれると風味がでるのでおすすめです。
●材料を小さめに切っておくと、残った場合、炊き込みごはんの具としても使うことができます。